一般質問を中止し、議会が閉会

16日、17日に行われるはずの一般質問を中止にすることを決めました。そして本来23日までの議会を17日に終了することになりました。綾瀬市議会始まって初の一般質問の中止です。
何より地震の対策(避難民の受け入れ等)や計画停電中の安全対策が重要で議会開会中の職員の拘束は運営に支障を来すとの判断です。

そして17日に本会議が開かれ閉会されました。

私は23年度の一般会計予算に反対をいたしました。これまで道路政策に合意できないと一環して反対をしてきましたが、このたび岡田幹事長の発言で、高速道路無料化の延期や復興への巨額の費用が必要とされる中、今綾瀬にインターを作ることによる寺尾上土棚線の北伸や工業用地の開発は将来市にとって負担になると判断しました。高速道路利便促進事業としてスマートインターチェンジの設置を進めていますが、その前提として高速道路無料化が位置づけられているのだから、無料化が延期となればその予算の振り分けが変わってくるのは必然です。

手法として、スマートインターチェンジの県道直結のための要望手続きを着々と進めていないと国の事業採択のテーブルに乗れないことは分かります。
簡単にいうとオリンピック招致のために立候補し多額の費用をかけてプレゼンしないと選ばれもしないというのと同じですね。

でも、そのために税金と投じて事業化されるとは限られないのに市民を振り回すのは無責任だと思いませんか。平成13年に地域活性化インターチェンジ制度が創設され神奈川県が事業主体として設置に向けた取り組みをするという話からもう10年です。その間海老名ICが開通しさがみ縦貫道全線開通まであと4年です。

綾瀬に必要なのはまず、東西の交通渋滞を解消することです。
そして海老名ICへのアクセスを良くすることで利便性は増すのではないでしょうか。