スマートインターチェンジ

現在綾瀬市では重要プロジェクトとして東名高速に連結するスマートインターチェンジの計画を進めている。
これは国の高速道路利便促進事業の一環として平成29年度までの予算枠(次元的予算なので29年度までに開通しなければならない)を見込んだものである。

経過としてこれまで地域活性化インターチェンジ制度を基準に調査を進めてきており、この度はスマートインターチェンジとして地区協議会(綾瀬市長を会長に、座間市藤沢市等が加入)のほかに民間の推進団体(商工会が中心となって、各自治会長も加わっている。会長が個人的に入っているわけではく、会長としての賛同は自治会全体が賛成しているように取られかねず、協力は少々強引な気もするが…)が加わって国に要望を上げることになった。

この事業自体はいまだ決定しているわけではなく、現在県が行っている環境アセスメントを精査して国に要望し事業化を目指すものである。

インターチェンジができることのメリットはないわけではない。民主党が掲げた高速道路の無料化もそうであるが、身近な生活道路のように利用しやすくすることで、今後大きな成長が期待されない日本において、人の交流は内需拡大につながり期待できる政策と考えている。

しかし、考えなければならない。
あの日本一渋滞している綾瀬バス停からの車両流出で今すでに渋滞している寺尾台交差点、そして大塚本町の変差路の大渋滞がどうなるのか。

天台小学校の周りは車両進入でひっきりなしにならないか。

住宅地への車両進入防止の策を講じても阻止はできないのだから住民生活に大きな影響を与えかねない。

事業化が決定する前に市民として再度議論しなければならない問題である。