議会全員協議会での報告/市議会議員選挙公費負担の削減

今日は計画停電の件もあり、急きょ全員協議会が開催されました。9時の召集に自転車で向かいました。久しぶりに息を切らしながら渋滞する車を追い越して行きました。朝から交通機関の予定変更等で道は渋滞していましたね。

今日の報告では、昨日市民の皆さんへお伝えした情報(東電から直接伝わった情報)とマスコミの情報が違っていたことへのお詫び(結局東電情報が間違い)や、市のHPはサーバーが青森なので止まってしまったこと(復旧済み)節電のために窓口1・2階以外のシステムを停止すること。また、停電対応として人口呼吸を使っている方はすでに把握しその対応も済んでいること。停電時は公共施設も休館とすることなど細かな説明がありました。

綾瀬市では地震の被害が物損のみで怪我等がなかったことは幸いです。
今、綾瀬市からも7名の災害救助隊が派遣され支援をしているそうです。会議の中で議会としては募金をすることになりました。

余震が続く中初めての計画停電への備えに追われたり、休校中の子どもだけで留守番させるのも不安だったりと、なかなか平常時と同じようには行きませんね。でも今は日本人が一丸となって様々な試練を乗り越えなければならない時です。被災者の2次災害など課題もたくさんあります。少しでも被災者の助けになれることを私なりに考えていきたいと思います。


ところで、12日には立候補説明会がありましたが、一緒に出席してくれる予定の仲間も、私も身内と連絡の取れない状況だったので出席を遠慮しました。ですので今日資料をいただいてきました。

選挙のための公費負担が一人72万円(ポスター。はがき。選挙カーレンタル代。ガソリン代。など)25人分で見積もっているので1875万円です。そのほかに掲示板の設置や開票立会の人たちの人件費など入れると3500万円程です。これらは法律で定めた公費負担ではありますが、私は今ガソリンの供給が足りず、中には医療機関への通院等で必要な方でもお困りの方が多く居られる状況下で、市議会議員選挙に公費(市民の皆様の税金)で車をレンタルしたり、ガソリン代を支給することはいかがなものかと思っています。何より不足エネルギーの消費を自粛すべき時でしょう。

訪ねて行った選挙管理委員会で、このように選挙で公費を「使わない」ということは事例があるのか聞いたらたとえば時間制限をするなどやったことがある自治体がありました。議会も前例主義なので、他市で類似のことをやったことがあるのであれば、こういうときですから綾瀬市独自の税金の使い方を考えて選挙を行ってもいいと思うのです。その使い道も市民の納得いく内容に変えるべきだと思います。

これが平時ならばいつもと同じでもいいと思います。しかし東北地方が復旧に一体いくらかかるかわからないような状況なのに、車(更に不足しているガソリン)を使わずともポスターも作れるしはがきも公費ででます。

大事な選挙ではありますが、その時にあったやり方を考える必要もあると思うのです。