今日は一般質問でした

今朝一番に一般質問でした。
今回は①仮称東名綾瀬インターチェンジ設置促進について②危機管理について③男女共同参画実施計画についてです。

①のインターに関してはまず、県の報告についてききました。神奈川県が1000万円の予算を組んで採算性のついての調査をしました。その報告と、綾瀬市としての取り組みの必要性について議論をしました。
私は今回の質問に先立ち、神奈川県の道路整備局に直接報告を聞きに参りました。
報告書としてまだ作っていないとのことでしたが、一般質問でやるから口頭で聞いた事は後は市に伝えてくれと伝えて帰りました。そうしたら5月末に県の担当が市を訪ねて報告すべき資料を渡していったそうです。
間に合わせで送ってくるなんて、詰めが甘いと思ってしまいますね。

その報告についてですが、県が出した採算可能性の金額設定は通過台数を22000台で料金を100円〜300円に設定して30年で償還すると可能だそうです。
事業の予算額が230億円。このうち100億円がインター建築にかかる予算です。維持管理整備費が83億円。返済利子が47億円です。必要な用地面積が4ヘクタール。現在該当地域の標準価格が1平方メートル83,000円です。約3.3億が用地取得費用です。となると建物と、移転保障が96億余です。そんなに安くできるのでしょうか?
これは県の職員からも聞いていた話で今回市にも確認した事ですが、予算見積もりには移転該当する工場の移転にともなる物品保障、休業補償など、積み残しが多々あるということです。この分は積算に入っていません。一体誰がはらうのでしょう。市が負担を求められるのか、インターを望んでいる7市1町の協議会で分担するのかいまの段階では予測がつきません。

さらに県が危惧していることは、この事業はあくまでも綾瀬市と、足並みをそろえる市町村が欲しいと要望をしているのもので、県が事業化を検討しようと動いている。欲しいといったのは綾瀬市さんあなたたちでしょ!というスタンスでいるのです。ですが、地元での合意形成ができていないと、県は事業としてできないということです。

私たちが理解しなくてはならないことは、あくまでも現段階では採算性の調査をやりましたということだけで、全く事業化なり、事業計画なりにもなっていないのです。検討事案という位置づけだということを認識しなければなりません。

本気で市が全体的な議論がなされまちづくりにおいて必要であると合意ができた場合は進める必要があるでしょう。でも、現時点では全市的議論がなされたとは思えないです。

今回は市に対し、全市的なまちづくり議論の必要性について市長に質問しました。市長が欲しいでもいい。私が今は要らないという意見でもいい。まちづくりは行政主導ではなく市民に意思決定権があるべきです。最終的にはインターは市民をまきこんだ議論の中で決定する事を担保して欲しいとお願いしました。

市民参画を求めている、市民協働は政治理念であると市長が言うのであれば、ぜひ直接民主主義の手段として住民投票による意思決定等も検討していただきたいと思います。
今年度、自治基本条例を制定すると市長は言われました。
ぜひ政策決定に市民の声が反映するシステムの構築を希望します。

②危機管理について③男女共同参画については後ほど