明日は総務常任委員会です

こんばんは!今日は午前中経済建設常任委員会が開かれましたが、道路認定のみだったので、市川房枝記念会館(南新宿の婦選会館でナショナリズムについての話を聞いてきました。私の所属する委員会は総務常任委員会ですがそれは明日9日です。
私は議員になって全ての委員会は傍聴しています。
まずは知らなければ綾瀬市のことについて語るに及ばずです。

今日は武蔵野大学の中村教授による講義なのですが、ナショナリズムが近代に定義されたことにまず驚きました。日本の伝統って一体何?と思ってしまいます。
日本のナショナリズムも明治にかたちづくられていてそれ以前はなかったそうです。

鎖国が終わることが戦国時代の到来かと人々を恐怖心で満たしたことや、国際関係のイメージは日本人は戦国時代のイメージで捉えているなど聞いてみたら府に落ちることが多いですね。
何より驚嘆したのは、生活格差の拡大や、グローバリゼーション、政治的無関心の浸透などが国家統合を低下させている。という考え方です。
国家統合がなされないと、業界の圧力かわかりませんが日本に貢献しようという意識がなく、学生も勉強する意識がない。このままだと国際競争に負けるというのです。だから声だかに言われる教育基本法での愛国心なのかなと理解できるのです。

でも、ウエストンの「日本アルプスの登山と探検」という本のなかで、明治期の日本人は登山をするとき常におしゃべりをし、すぐ小休止をする。そうなるとなかなか腰を上げないなど、日本人は元来まじめで働き尽くめの人種じゃなかったのです。それをナショナリズムが変えたと考えると、苦々しく思います。

格差が広がりそれを経済主導なのだからと甘受するのか、日本人にとって経済的に満たされる事が幸せなのか、一体何が幸せなのか考えさせられます。

市議会議員として何ができるか考えさせられます。

明日は総務常任委員会ですが、9時より開かれます。
当日傍聴できますので、ぜひおいでください。

地方行政が変わってきたことを実感できると思います。