鹿島市議会行政視察一行が来庁

今日は私たち改革フォーラムが夏に視察に伺った、鹿島市の議長はじめ8名の議員が綾瀬市に視察に来られます。

非常にハードスケジュールの中、綾瀬市にぜひ行きたいということで産業マスタープランの研修視察を行っていただきます。

私たちが夏に鹿島市を訪れたのは議会基本条例策定について学ぶためです。本来は事務局から条例説明等が行われるともおっていたら、策定を中心的な立場でプロジェクトチームを立ち上げた中西議長みずから説明をしていただきました。

議会基本条例は議員の役割や市民への説明責任など議員の規定を決めているものでもあり、どこの市議会も制定しているわけではありません。
議会は申し合わせ事項だけで議会基本条例の策定は必要ないという議員もおられます。ですが、市の法律として議会のあり方にけじめをつけることは市民に対しても大事だと思うのです。

鹿島市視察では議会基本条例を全会一致で議決された中西議長が細かく説明をされました。

その説明を受け、9月22日に私たちの会派でも市民フォーラムを開催いたしました。

以下その報告を添付します。

【市民フォーラム報告】

日 時 2011年9月22日 午後19:00〜20:30
場 所 中央公民館3F視聴覚室

公 報 タウンニュース9月9日号
    チラシ 1000部、作成 それぞれ議員で分担

参加者 約30名(当日芳名帳を用意していないので概算)

【報告】
当日は午後まで続いた雨にもかかわらず、多くの方の参加者が来ていた。
冒頭、会派結成の由来や会派の活動目標、今回のフォーラムに至る経緯を会派代表の佐竹ゆり説明を行った。その後、それぞれ各議員の政策や議会での一般質問についての報告。そして安藤議員より「まちづくりについて」、笠間議員より「議会基本条例」の提案説明の後質疑を行った。
主な質疑は

● 市議会議員の仕事がわからない。
・議会は必要なのか。
・県市の仕事の区別が良くわからない。(これには参加されていた神奈川県議会議員が説明をしてくれました。)
議員定数削減について
議員定数は削減すべき16人でもいい(現在21名)
・仕事をしない議員ばかりになると困る減数は必要ではない。
・仕事をする議員を選ぶにも誰が働くか働かないかよくわからない。
● 情報公開について
・市の資料は見やすいところへ置いてほしい。
自治基本条例のパブリックコメントの資料も公共施設に数冊しかなくて持ち帰りもできなかった。
● 議会の情報の提出について
定例議会中いつ議員が発言するかわからない。もっと情報をながしてほしい。
・HPでの情報提供は行われている。一般質問の通告も一週間前には議会事務局で配布している。市民も自ら情報を取りに行くべき。
● 傍聴へ行こうキャンペーン
・まずはどの議員が何を話しているのか聞きに行くべきではないか。傍聴へ行こうキャンペーンなどもっと傍聴者を増やす必要がある。
● 議会基本条例について
・もう少し制定に向けた説明をしてほしい。
・タイムスケジュールなどの資料もほしい。
・市民として勉強したい。

次回開催時には議会基本条例の策定にむけたフォーラムとして、議論していくことをお伝えし閉会いたしました。
以上