民主党を憂う

世間では連日小沢幹事長の政治資金問題が報道されておりますが、私も新聞TVなどで得ることのできる情報内で自分なりに評価しているところです。
正直、検察が事実を求めて調査している状況で私など地方議員が真実を知りうることもなく、憶測で物を申すつもりもないのですが、身の潔白を訴える幹事長を党員として信じ検察の捜査を見守るとしても、どうして一政治団体献金問題がこれほど民主党全体への批判を招くようなことになったのか、報道への批判も一理ありますが、政党としてよく分析しその責任を国民に理解してもらう説明をしなければならないと思います。
民主党が進めてきた地域主権やコンクリートから人へと象徴される生活重視の政治に賛同し、陳情や要望などを県連で一括し議員個人の口利きをなくすなど改革への取り組みも高く評価しているところです。これまでの歴史で政治の裏側で行われてきた利権誘導の膿が未だあるとするならば、政治資金の問題も更にクリーンにするためにも規制以上に禁止にするなど国民が期待した民主党の本来の姿として法律改正をしていくべきだと思います。

与党も野党も検察が捜査している中で分からないことを国会で議論するよりも、これからどうするかをしっかり詰め国民に信頼される政治にしていかなければならないと思います。
民主党のこれからどうするかを国民は見ていると意識していくべきでしょう。

政治は生活といいますが、身近な環境をみても個人主義者が増えまちがどうなるよりもとにかく自分たちの暮らしが保てればよいと考える人が増えています。政治に関心や期待を持てない人が増えています。
そういう世相に対し、政治は生活の根っこを支えるもので、まだまだ捨てたもんじゃないと思っていただくためにも、民主党は頑張らなければと思うのです。