急に夏の暑さが戻ってきました

私は連日政治活動に明け暮れていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

毎日4市を順番に、民主党街宣車や街頭演説にてマニュフェストをお伝えしています。
本来皆様に詳しくご覧いただくべきところですが、まだチラシの配布がないのでここで概略だけでもお伝えしますね。

何より今回の目玉となる「子ども手当」についてです。
次世代の社会を担う子ども一人一人の育ちを社会全体で応援しようというもので、0歳児から中学卒業まで一人当たり月額2万6千円(年額31万2千円)を支給するというものです。これまでの考えであった「控除」から「手当」へと転換をすすめ、所得税の扶養控除や配偶者控除を見直してまいります。

よく自民党が控除をなくして負担が増えるから不公平だと言われます。子どものいる家庭では所得は増えます。しかし、負担が増えるのは65歳未満の子どものいない世帯で専業主婦の場合に限っては、年収500万の方で年間約3.8万円の増となりそれは全体の4%の方が対象です。ですが、その方々にも、年金、医療など将来の社会保障は次代を担う子どもたちにかかっていることを考えればご理解いただきたいと思います。それから共働き世帯は勿論関係ありません。

そして「高速道路の無料化」です。

私は議員になりたての頃から高速道路無料化は大賛成でした。民主党に無料化を提唱したとも言われる吉田寛博士の講義を聴き、サイン入り書籍を持っています。

国民の皆さんは政府に騙されているのです。将来無料化すると勧められた高速道路事業が、借金返済は1990年には済んでいるのに、地方の有力議員が「おらが村に道を作れ!」の鶴のひとことで通行料が新規の道路建設費用にあてられていきました。今でも無駄な高速道路は作り続けられています。そして、ETC搭載車のみの割引で関連天下り団体にを儲けさせているのです。今の1000円も2年間限定ということだからその後の展望もない状況です。

何度もこの日記に書きこんでいるので聞きあきた方もおられるかも知れませんが、アメリカやドイツなど先進国では高速道路はタダというのが常識です。借金を返して無料にすることで経済を元気にし財政の建て直しをしようではありませんか。
朝からろくなことをを言わないコメンテーターが、そんなことをしたら大渋滞になるし、環境破壊が進むなんて言いますが、大渋滞は土日限定にするからであり、環境破壊は論点がずれています。車社会を見直すことは平衡して行わなければならないことです。現在でもパークアンドライドや商業地への乗り入れの規制などそれはまず都市部から導入が進められています。高速道路の議論とは別です。

また、これまでの建設費の借金が30兆円といわれているのは国が承継し、維持費の役1兆3000億円は税金で行います。同時に今後の無駄な道路は作らせないことで支出を抑制できます。おそらく税金の心配よりそれ以上の経済効果が生まれ、新たな事業が展開されるでしょう。

綾瀬市においても、現在議論をされている東名綾瀬インターチェンジも大きく変更ができるようになります。私は、現在の計画には反対しています。綾瀬市での事業費の金利分負担は、低迷する経済状況の中将来への負担を残すし、相模縦貫道の海老名北インターから東名に乗れるようになることで、綾瀬市インターチェンジから20分圏内に入るようになるので地域活性化インター必要論の論拠が崩れるのです。

それが無料化で莫大な予算が計上されている(約200億円)大型インターチェンジではなく、保土ヶ谷バイパスに入るような交差点ができるだけでよくなります。しかも無料化されるとアメリカの高速道路並みに3キロごとにインターチェンジができるとすると、現在のような綾瀬バス停付近のみ渋滞が集中することなく分散されるので、各市にインターを作る意義が出てきます。
1日1万7千台の車両をどうやって通過させるかの議論が進まず、天台小学校からドレーパー記念幼稚園までの都市計画道路を推し進めるとしている市の方針も分散の見通しとなれば、既存の道路で対応できるようになるでしょう。

もちろんすぐに変わるわけではありません。方向性を見据えながら検討されていくでしょう。

これらの政策を議論できるようになるためにも、まずは政権交代し官僚主導の政治を改めなければ既得権まみれの団体を除外することなんてできません。

さあ、今日も街頭に出かけてきます。