静岡県知事選挙

昨日新しい静岡県知事が誕生しました。
静岡文化芸術大学長の川勝平太氏が当選されました。早稲田大学政治経済学部教授をされていた経済学者です。

私は前知事の石川嘉延氏が導入された職員提案制度の公開プレゼンテーションを一昨年静岡県まで見学にきました。また、静岡県が行っている評価制度や業務棚卸を指導された北大路明治大学公共政策大学院教授が大学のゼミ担当教授であった関係で、静岡の政策は勉強させていただきました。

とても先進的な取組みで私は眼からうろこでした。行政の仕事は民間と違って、税金を使った事業がどれほどの効果があるかを評価することはとても難しいことです。たとえば、生活保護についてとか、福祉政策など、何を指標にしてみるのか、これまで不可能と考えて見過ごしてきた議論を担当課長を中心に行ってきたそうです。ぜひ学者でもある川勝知事にはこの制度を更に高めていっていただきたいものです。

昨日たちばな氏の座談会を開催しました。
地区限定だったのでミニ集会でしたが、地域の皆様の関心事やご意見などいただきました。民主党政権へのご期待も頂き政権交代に向けてさらに頑張らなければなりません。

民主党政権が実現し、高速道路が無料化されると3〜4キロごとにインターが作られることになるでしょう。それは料金所が必要なわけではなく、国道に入るための入口としての機能があればいいものです。
高速道路の無料化を実施し、地方の無駄な道路を凍結し維持管理に回す。流通コストの削減や高速を使った新たなビジネス、SAの民間活用など様々な効果
が期待できます。地域ポテンシャルは必ず向上します。高速道路の無料化で日本経済の建て直しになるかもしれません。

そうなれば、綾瀬インターはこれまで計画されてきたような大掛かりな施設は必要ありません。入口だけ作ればいいので大幅なコストダウンになります。

数キロごとの入口となると負荷が分散され、都市計画道路の新たな北進整備も検討されることになるでしょう。

そしてインターチェンジの議論が変わってくることになります。