地域政策研究会「本気塾」始動!

一昨日、松沢知事とそのブレーンを中心とした呼びかけで、市民活動家、学者、地方議員で構成される政策集団「本気塾」が立ち上がりました。構成メンバーは知事を入れて30名です。政党を超えた議員や市民が参集し、日本の政治を本気で変えるという志のもと政治改革運動に立ち上がり、「政策中心」「有権者本位」の政治を目指します。そのツールとしてマニフェスト(市民との契約)により有権者とともに政治を変えていくための研究を行います。

当日横浜駅前のホテルで開催され、初回スピーカーは松沢知事でした。日本の政治がいかに危機的状態にあるか、アメリカの民主主義との比較を交え約1時間半に及んで講演されました。その後会員相互の意見交換、その後懇親会がありました。
政令市の議員が、議会改革が進まない中、市民に議会改革マニフェストを提示しそれを積極的に訴えていくことで市民を巻き込んだ改革を進めなければならない。と発言され、わたくし自身無会派(一人会派)ということもあり、最近は通らないことは議論しても仕方がないと諦めてしまっていると反省させられました。
また、県議会においては、相模原市政令指定都市になることで政令市選出の議員が3分の2を占めることになると、政策の片寄があるので検討が必要ではないかとの発言がありました。人口比率でいうと人口の多い地域への議員定数の割り振りがなされるけれど、政令市以外の政策こそ県政が支えなければならないのだから、県議会内でそのような議論が必要だというのです。しかし、県議会議員が自らの首を切るような議論をするだろうか?甚だ疑問でもありますが、内部で変えられないなら外圧をどうかけていくか検討すべき、など今後の研究に期待する次第です。

議員としてお名前を登録されている15名の皆様の約半数は存じて上げている方々でした。大学院の先輩後輩もいますし、政党の幹部もおられます。
志の高い皆様との研究や交流を通して、自らも向上して行きたいと思っております。