3月議会 定額給付金を含む補正予算が上程

定額給付金を含む平成20年度綾瀬市一般会計補正予算について明日採決がなされます。
この
度の定額給付金事業費に関しましては、皆様ご承知のように多くの問題が指摘されています。現に国民の約7割が反対という数字も出ており、その費用対効果はまったくもって検証されることなく実施となりました。
更に国の政策矛盾から、所得制限の議論を避け、定額給付金法定受託事務ではなく、自治事務として自治体に丸投げされています。
定額給付金はあくまでも自治事務であり、その補助金として国が配るというのであるから、本来は条例で給付を制定しその法的根拠により実施しなければならなりません。
自治事務であるために、所得制限も加えた、配る、配らないも自治体の裁量となります。具体的にどのような世帯に配るのか議論が必要なのではないでしょうか。また、給付を辞退した人に寄付を募るなど自治体としての施策も議論すべきだと思います。更には税金の滞納者への配布はどうなるのか。自治体としての姿勢を示さなければなりません。

しかし、しかしです。

国で定額給付金を含む補正予算が可決し、更には財政投融資特別会計からの繰り入れの特例法案が可決する見通しとなり、給付が可能となった今、自治事務とはいえ情報が先行しており、市町村によってもらえるもらえないの不公平はあってはならず、市民の理解を得るものではありません。

明日午前中に採決です。

まだ悩んでいます。