原口氏の語る政治の原点

satakeyuri2009-02-04

昨日は「たちばな秀徳と未来を変える集い」が開催され、海老名のホテルオークラには入りきれないほどの参加者であふれていました。原口一博代議士の講演会は座席が足らず、後方は壁につきそうなところまで椅子を追加したほどです。
原口先生の講演はTVタックルでは伝わってこない、実はとても情の厚いお人柄であることを知ることができました。

話の冒頭は「障害」の漢字の例をあげ、障りがあり害であるという漢字に表されているように、日本では障がい者と健常者が等しいく自立できる社会ではないと指摘されました。

原口氏はJ.F.ケネディ大統領の演説を例にあげました。

障がい者は「チャレンジド challenged」である。
チャレンジドとは、「神さまから挑戦すべき課題や使命、あるいはチャンスを与えられた人」という意味だそうです。
チャレンジドを納税者にできる社会にすべきであるというのです。

障害者を隔離し、できないことを訓練し保護するのではなく、「障害があるから、挑戦することができるんだ」という意識はこれまでの国の障害者政策を根本からひっくり返してしまうでしょう。
そして、「チャレンジド達の眠っている能力を生かして、誇りを取り戻す。できることなら、働いて納税をすることができないか」
というのです。

この障がいを持つ人が働くことができ、納税者になるように自立できる社会が実現できるためならば
私はあらゆる労苦もけして厭わないです。

平和な社会、心の充足(幸せ)を実感できる社会を目指すことこそ政治の目的なのだと改めて考えさせられました。

私が6年前政治家になろうと思ったのは、子どもを育てる親の孤立による自虐や子供への虐待がなくなり、子供を産み育てることが幸せに思えることが当たり前になる社会にしたいということでした。

それから2年前息子の事故から退院までの6か月間、中途障害に悩みながらも子どもたちの将来のために何ができるか必死に考えている保護者との交流で、政治がやらなければならないことはもっとたくさんあると実感しているところです。

原口氏の政治の原点は「互いに支え合う豊かな文化を持ち全ての人々が心穏やかに共生する心理的環境の平和の理想」だそうです。
原口氏が、政策立案能力を高く評価し、人物に太鼓判を押す橘さんが一段と大きく見えたパティーでした。

政治家は能力もさることながら人柄が大事ですね。温かさのない人がおこなう政治は、たとえ豊かになろうとも、幸せにはなれないのです。

明日は午後6時反より横浜関内にあるロイヤルホール横浜にて民主党躍進の集いがあります。
私も出席する予定です。
もしおいでになる方がおられればお声掛けください。
2,000人近い人がすし詰め状態になりながらも、選挙での勝利を目指しシュプレヒコールを上げる様は圧倒されますよ。