全国若手市議会議員の会主催 研修会

satakeyuri2008-04-22

今日は午後3時半より、永田町の憲政記念館において全国若手市議会議員の会主催による研修会が行われました。
セミナー1として、全国市議会議長会事務局次長の石橋茂氏による2元代表制の一つとしての議会改革についての講演。セミナー2として、自治大学校長椎川忍氏による地方財政の現状と課題についての講演。
その後自民党前幹事長でもある、麻生太郎代議士による若手議員に期待することというテーマでの講演がありました。

全国若手市議会議員の会の現在の代表は民主党系の議員でもありいろいろ設定に苦慮された旨の説明がありましたが、それにもまして麻生氏による講演は非常に有意義なものでした。議員はエリートではない、リーダーである。などの自論は、とても興味深いものでした。日本のこれからの外交戦略や、日本文化の価値観について、またマンガ外交の話などとても興味深く拝聴しました。日本人は気付かない足り前のことが外国から評価されていることは初めて知ることばかりでした。
たとえば、サマワへの自衛隊派遣後、撤収を告げに現地入りしたとき、現地の代表が帰らないでほしいと要望した。その理由は、逃亡しない、婦女暴行もない、無銭飲食など軽犯罪がないといった日本人なら当たり前のこと3点を挙げたそうで、他の国の軍隊では考えられない優秀さだそうです。そのおかげで、日本人の気質が高く評価されているという話を聞きました。
イギリスBBCのアンケート調査で、どの国が国際貢献をした軍隊かという設問で3年連続1位が日本だそうです。
そういう評価があるのかと初めて知りました。
日本の価値観というのは日本にいるだけでは気づけないのかもしれません。
政治家として広い視野を持ち、常に勉強していないと狭義的発想から抜け出すことはできないのかも知れないです。