更生保護活動を推進する民主党議員の会 研修会

19日土曜日に、民主党神奈川県連にて、2008年度更生保護活動を推進する民主党議員の会の総会、研修会に出席してきました。
民主党では県下約150名の各級議員がおりその中で、更生保護活動を議員としてバックアップしていく目的で会を発足し、千葉けいこ
参議院を会長に組織されています。
土曜日には県の保護司会会長の石原氏による法の改正の説明や現場の実情などの報告がありました。
これまで保護司は公には出ず、保護観察を行ってきました。
これまでは引き受けてくれる人も篤志家の方ばかりで、今は引き受け手が少なく苦慮しているようです。
軽犯罪の再犯率は高く、保護司の役割は非常に大きく、更なる国のサポートも必要であるという認識で今後国から公的な資金援助も出て、更生保護活動サポートセンターも設置されるようになるそうです。
保護司の制度が始まって60年を迎えるそうですが、これまでボランティアで行ってきたことを考えると日本における素晴らしい制度だと改めて認識いたしました。更生者の就労支援にも賃金補助があったり損害補償を行うなど、社会で自律して生活できるようなサポート体制も強化されます。
一度罪を犯した人が、再犯罪者にならないように社会全体が監視できる地域力も必要だと言われていました。

議員としての支援の在り方に、まず保護司の活動理解と支援、保護活動への予算付けなどさまざま考えられます。

県下で連携をとりながら、市議会としてできる支援を研究していきたいと思います。