民主党県連定期大会

昨日は民主党神奈川県連の定期総会が磯子杉田劇場にて開催されました。
昨年の衆院選挙により大幅に議席を減らした神奈川県連ですが、浅尾代表を中心に政権交代に向けて躍進していくことを決意いたしました。
副代表に13区総支部の江田県議会議員が就任され、総支部の一員として新執行部を盛り立てていこうと思います。

先ほどテレビにて千葉補選の開票結果を知っての有権者の声を聞きました。
大田議員の当選を聞いて、漠然と何か変わっていくだろうという期待がある。とか、2大政党を目指し野党としてしっかりやってもらいたいという励ましの声が多く聞かれました。
国民のみなさんは、小泉総理の「自民党をぶっ壊した」という発言の裏で、実は善しにつけ悪しきにつけ守ってきた日本人の横並び社会をも壊してしまった事に気づいているのです。

格差社会に対する不安は若い世代もあります。私は子どもの教育に関しても格差が確かに広がっていることを感じます。所得の差はそのまま生活のゆとりの差にもなりえるし、子どもへの配慮も減るのです。もちろん全ての方が、格差が即教育の差に結びつくとは言いません。しかし先日子ども未来財団の調査で所得における子どもの教育にかける費用の割合を示したものが公表されましたが、所得に比例して教育費の割合も高い結果が出ています。また別の調査では所得の差がそのまま子どもに求める進学率に反映されていました。
つまり、所得が低い世帯では生活するので精一杯で子どもの教育費を捻出する事が難しいという結果が出てきているのです。

私は今の社会を変えていく手がかりは教育にあるとおもいます。
学校教育のみならず地域での教育、家庭教育、それを支える行政の政策の在り方を考えることが、次世代の子どもたちに自分の足でしっかり歩んでいく力を与える事ができるのではないでしょうか。

勝ち組負け組とレッテルを貼らない社会を作るために更にがんばらなければと思っています。