いよいよ2006年となりました!
皆さまお正月をいかがお過ごしでしょうか。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は様々なことがありましたが、何より印象的なことは人口減少が始まった事です。
2007年よりなんていってたのが前倒しで減少しています。
ますます、国として自治体として少子化対策には力を入れなければならないでしょう。
しかも、目に見える成果として事業への取り組がなされる必要があるでしょう。
それと子どもへの犯罪です。自治体としても取り組みをおこなっていますが、どうしても周囲の目が多いこと以上の防止策はないでしょう。
子どもへの関心が高まるような政策が検討されると共に、子どもを大人がまもる意識も大事です。
年末にHPからご意見を頂きました。
子どもの防犯についてと、放課後児童保育についてです。
回答をメール送信できませんでしたので、綾瀬市の現状と意見を踏まえてこちらに載せました。
ご意見への返信です。
メールありがとうございます。
綾瀬で子育て支援の必要性を訴えたのが5年前からです。
相変わらず子育ては母親の仕事であり、子ども(特に乳幼児)は親の責任で育てるべきで、行政支援では保育所措置が主なものでした。
さらには、上の世代には働く母親に対しては偏見があったともいえます。
でも、急速な少子化の進行で自治体もどうにかしなさい!と国からもハッパをかけられているので昨年、次世代育成支援対策行動計画という計画書をつくって、これからどういう支援をしていきますと公表したところです。
放課後児童保育ですが、
○綾瀬市では放課後児童保育のために、「あやせっ子ふれあいプラザ」というのが小学校ごとに運営されています。 つまり授業がおわってから、放課後4時半までお世話人の管理のもと、小学校で過ごせるというものです。 これは全小学校でおこなっていて無料です。
この事業は横浜市や川崎市がおこなっていて、放課後安心できる子どもの遊び場を提供していることではとても評価できる事業です。
しかし、このプラザは放課後4時半までと中途半端なことと、休暇中は運営されていないので、働く親の子どもたち(低学年)の保育という面では充分ではありません。
○それ以外に有職者の子どもたちのために学童保育があります。これは民営なので、各学童保育によって値段がまちまちです。保護者によって運営委員会がありそこで値段もきめられています。自治体の補助がありますので、費用としては、運営費の利用者負担分で約1万円〜1万5千円くらいです。
保育園から小学校へ上がる時の子どもの保育はとても問題です。
学童保育への移行をする方もいれば、費用負担がおおきくて、子どもをプラザで遊ばせた
後は鍵っ子として親が帰ってくるまで自宅や付近で過ごしている子もいます。安全上いかがなものかとおもいますよね。
これに関しては市長に様々な機会にお願いしていますが、働く親の割合が少ない(未就学児の3割)のでなかなか進まないです。でも、この件に関しては議員として意見していくつもりです。
安全対策としては、今学校や自治会、老人会など様々な団体が見守りを始めています。
学校ごとに集団下校が始まってもいます。
また、昨年から小学校全員に防犯ブザーを配布されましたが、音が鳴っても家の中に居たら聞こえないなど問題あります。いかにして周囲の大人たちが子どもたちの安全に感心をもつかは更なる課題です。
以前議会でメールでの子どもの安全情報発信をぜひやって欲しいと市に提案した事もあるのですが、個人情報保護の問題で対処できないと否定的でした。
隣の海老名市でもやっているのに、重い腰が動かないのは綾瀬の特徴です。
私も7才の小1の娘と5才の年長の息子がいます。
子どもの事件はけしてひとごとではありません。
子どもの安全対策に関して、声がないわけではありませんのでご安心くださいね。
綾瀬市は8万人の小さなまちで、行政規模としては理想です。案外市民の声は届きやすいです。やろうと思えばいろんな取り組みができる自治体の規模といえるでしょう。
ぜひ、みなさんの意見からよりよい取り組みを検討できるよう、ご意見を頂けたらと思います。
また、何かありましたらご連絡ください。
佐竹ゆり