今日から12月議会が始まりました

本日から19日まで12月議会が開催されます。
今日は議員、特別職の歳費についての採決と職員給与の見直しの採決がおこなわれました。議案は綾瀬市一般会計の補正予算についてほか、市税条例の改正、国民保護法に関連する条例案等が審議されます。
詳しくはこれから審議されますのでその都度においてご報告します。

今日審議されて採決された主な案件は
議員の報酬、費用弁償に関する条例の改正で、歳費の割合を
報酬の「100分の225」から「100分の230」に改めるというものです。
つまり0.05%(おおよそ2万余)の増です。

議員の責務の重みついて議論から、12月の市長、三役の給与削減の経緯についてなど、様々な発言がありましたが、今の綾瀬市の景気状況や、国の財政赤字が公に公表されるようになった今、市民感情からみても値上げが適当かどうかは言わずもがなです。

けして値上げが必要ではないとは思いません。
議員の仕事はどれだけやればいいというものではなく、自ら学び、市民に代わって審議し決断するだけの資質を求められます。その都度市民にとって有益な判断ができるよう公正でなければなりません。わたしは議員職は簡単な仕事とは思いません。それに見合った報酬は市民が納得できる環境であれば必要であると思います。
ただ、時期が不適当ではないかとおもうのです。

採決では賛成18反対5で可決しました。(佐竹 反対)

その後、職員の給与を下げ、歳費を上げる。(数値的にはマイナスとなる)条例改正がなされました。公務員の給与は人事院という機関が審議します。公務員には交渉権(スト権)がないので人事委員にゆだねているのです。

その人事院の勧告によって支給額が減るというわけです。

公務員給与に関しては小規模自治体で独自に決めるだけの議論がなかなか難しいと思います。
正直、国からの流れで判断していくべきでしょう。

賛成20反対3で可決しました。(佐竹 賛成)

共に12月1日から施行されます。