放射線の測定

本日支援者のお宅で放射能測定をおこないました。
そのために高性能の放射能測定器を持っている同僚議員に協力をいただきました。感謝です。

一部基準値を超える場所がありましたが、0.15マイクロシーベルトで日常的に子供たちがつちいじりをするような場所でもないため、土壌の天地替えで対応されることになります。

本当に心配されている方々の不安が少しでも解消されることは本当に大事なことです。

私はこれまで放射能物質について政府の見解をある意味信じるべきと思っていました。
それは政治的な配慮もあります。もちろん国の発表が安全であるとは思っていません。一時間に浴びる放射線量を発表されてもそこに住む人にとっては1日24時間、昨年の3月11日以降ずっと浴びているわけであり、妊婦や乳幼児への影響は数倍になるといわれています。
ただ、さまざまな要因を勘案しそういう判断をせざるを得ないと考えていました。

しかし、武田先生の論文を読んでいても、自己責任でしかない部分がある。そのためには正確な情報提供が大事だと実感しました。

またその反面その判断ができるほどの国民ばかりではないのも事実です。

私の祖母は長崎原爆の被爆者です。その祖母は今年1月10日に103歳の大往生で他界しました。
身体が強いというか免疫に強い体質だったのかもしれません。なので被爆=死というイメージが薄いのはあるかもしれません。

今なお放射能に関して心配をする方が多くおられて、安全も保障されていないのならばその声に国がきちんと耳を傾け正確な情報を流し自己判断できる環境が必要なのかもしれません。

誰が悪いはいくらでも言えます。利益追求、独占事業これまでの日本の政治は経済界が主導してきて利益誘導、既得権死守だったのです。

でもこれからどうするかです。

今日から国会が開会されます。