選挙の争点

参議院選挙が終わりました。
一体何が争点だったのでしょう。それぞれの政党がこの国の将来を示し、若者が希望を持てる社会の実現について政党同士が政策論争をしたとは思えません。国民への情報提供も偏りがありました。マスコミの報道もその責任を感じるべきです。
そして、民主大敗との報道がありますが、実質民主の獲得した票はどの政党よりも多く不信任だったとは言えないでしょう。でも大敗大敗とどの番組もこぞって同キャッチフレーズをたれ流せばまた政界の混乱を招くように諸外国だって思うでしょう。新しい合議制の政策運営を行っていくチャンスです。国民もマスコミもそれぞれの政党の果たす役割をしっかり見つめ党利に走らないように監視することが大事だと思います。
法案を話し合って通す。そこにはあらゆる層の国民に公平な判断で国民が納得するものになるようにしていただきたい。さらには大衆迎合にならないよう、政治家本人の良識で正しい判断をしていただきたい。
それは民主党の議員だから自民党の議員だからということではありません。
それぞれ票をいただいて当選されたのだから個々人がしっかりと一人の議員として行動していただけることを期待しています。

ところで千葉法務大臣が落選されました。
何より女性政策、弱者救済をされてきた千葉参議院議員が当選されなかったことは有権者にとって大きな損失だと思います。民主党が結党しその歴史を中で作られてきた方です。
先日も政治究極の命題は人の命を守ることと述べました。
人の命を守り人間の尊厳を大事にしてこられた良識人だったのに。もう少し尊敬する議員として政界で活躍していただきたかったと思います。
9月まで大臣続投の報道がなされました。
非常に厳しい立場での従事となるでしょうがご活躍を期待しています。