参議院選挙

昨年は本当に暑い夏でしたが、本年は少し状況が違っています。政権交代がなされ少しずつ変わってきているとはいえまだ一年もたたず、審判を受けるのですからなかなか難しいところです。
とはいえ各党のマニフェストを見ていてもやはり耳障りのいい言葉が羅列し、良くなるにはどうすればいいかの方法はないですね。

私は民主党に在籍しやはり政権交代が行われて良かったと思っています。旧態の政治には限界が見えていたことは国民のだれもが思っていたことだと思います。それに政治の一番の目的は人の命を守ることです。民主党政治になり命や暮らしに国民の視点がシフトしたことはとても評価できることだと思います。
経済政策はもちろん大事ですが青年会議所の相沢会頭が海老名での講演会で開口一番言われたことは「経済を良くするのは政治ではないわれわれ経済人だ」と断言されていました。その通りだと思うし、経済人だから言える言葉だと思います。金利を左右するのは理屈では日銀であり政治ではないですし、政治は命と国を守ってくれさえすれば国民が有効な経済活動を行えるというものです。国を支える経済活動は犠牲を恐れない強さと人の先に行く貪欲さとがなければ勝ち抜いていけません。今の選挙情勢を見ていると、政治にもそのようなリーダーを求めているのかもしれません。

わたくしは今の政治に求められるものは政権の安定だと考えています。政権与党だからというだけではなく力の均衡が変わりそうな時代に内向きな政治ばかりしていてはさらに日本は衰退してしまいます。強い国民は放っておいても自力で歩んで行けるでしょう。ですがすべての国民が幸せを享受できるようにするには、国民に安心と日本人としての自信と誇りを持てる国づくりが必要なのです。それにはまず政権を安定させ、少子高齢化にもしっかり対応できる社会制度の再構築、それが経済活動につながる新たな雇用制度、そして国力の安定のために更なる男女共同参画社会の実現が重要ではないでしょうか。それには国民の皆さんも覚悟が必要です。これまでの意識を変えていかなければなりません。

その議論ができるようにどうぞ民主党をご支援いただきますようお願いします。