障碍は個性としても…

ご存じの方も多いのですが、息子は小学1年生の時交通事故にあい奇跡的に回復しました。
怪我は成長とともに回復がみられ、全く動かなかった半身麻痺も日常生活では支障がない程よくなってきました。
その反面、高次脳機能障害が顕著にみられるようになり、先日主治医からも重くなったことを告げられました。
怪我は時間がたつと治るものですが、障害は時間がたつと重くなるのでしょうか。
息子が最近事故の事を気にして聞いてきます。何か本人なりに感じることがあるのか、対人関係に支障が出てきたのかわかりません。
成長とともに出てくるとは言われていましたが、親としては思春期だし反抗期だから個性の表れと目をそらせてきたように思います。
障害を受容し支えていくことは随分前から覚悟していたのに、いざ現実に目の前の課題に向き合うとなるとそう簡単なことではないようです。

家族にとって障碍が個性として受け入れる社会になっていくことが一番の望みです。
社会において「心のバリアフリー」は一番重要な課題です。