支援教育フォーラム・心の健康フェスティバル

satakeyuri2009-02-07

日記のブログを毎日書けるよう頑張ろう!なんて思いまして、
三日坊主がめずらしく一週間続いています♪
家族で目標を立てている「のうだま」の課題なのです。

日付を超えて明け方書き込みすると翌日のことをさらに次の日まで書き込めません。
まだまだ、使い切れていませんね〜

ところで、昨日は県の第2回支援教育フォーラムに出席し、神奈川県の壮大な支援計画を知りました。
特別支援指導を進めることは知っていましたが、すべての子どもたちの支援をということで障害の有無だけではなく、不登校や様々な個々の課題をぜーんぶひっくるめて、それぞれ一人一人のメニューそ考え対策をしてこうというものです。
市町村の取組も報告されたりしたのですが、現場との温度差もまだあるようです。
会場で挙手をされた方の報告で、わが子の地元中学校への進学時に支援級が設置されず、地方へ引っ越しをされた方がいらっしゃいました。校長が無理だと言われたそうです。現実は希望すれば支援を受けられるという状況ではなさそうです。
県が進めるのならそのためのサポートが必要だと思いました。

今日は、綾瀬市精神福祉地域交流実行委員会主催の心の健康フェスティバルに出席してきました。
精神疾患の方々のリハビリから社会復帰までの支援をされている様々な団体が参加されていました。
講演会では、社会福祉法人会恵友会理事長の菅原道哉氏がお話をされ、支援をしている側の支援づかれ(「思いやり疲労」と言われていました。)を解消する必要があるというサポーター側のケアについてなど幅広いお話がありました。
綾瀬市の取組報告もあったのですが、他市にしかない施設など市内の社会資源の少なさを指摘をしながらも、その分広域ネットワークが構築され、細やかなサポートを実現するため様々な取り組みをしていると報告されました。

なにより、個々のケースに丁寧に対応できる支援を実現していくことを望んでいます。

菅原さんの話の中で21世紀半ばにはそれぞれの宗教も超えた哲学的転換があるだろうと言われました。
価値観が変わり、何が生きていくための大事かを考えるようになるといった内容です。
本当にそうなればいいなと思います。

市場経済が混乱し、社会が弱ってくると経済弱者に視点が置かれ、障害者などの弱者が切り捨てられないかとても心配です。
どちらがましかを弱い立場どうしていがみ合う手法は、少子高齢化で高齢者予算と子ども予算の額の差がいつも論争になります。

そうではないのです。

ノーマライゼーションの社会を実現するためには何が必要かというところから建設的な政策が必要なのです。
バリアのない社会とはどういうものか、そうなるために私たちはどうすべきかを考え、実現するたにだれが動くべきかを考える。
それが行政にしかできない時、初めて税金を使うのです。

簡単なことではありません。
社会福祉を厚くするとその費用はかかります。誰が負担するのかも考えなければなりません。
でも、そういう根本的なことを変えていくことこそが改革なのだと思います。
価値観の改革ですね。