明日は教育福祉常任委員会です。

明日、いよいよ私の委員長としての委員会が開かれます。
議案は1件ですが、陳情が3件提出されています。後期高齢者医療制度の廃止撤回に関する陳情です。内容に理解できるところもあります。更には民主党は今回後期高齢者医療制度の廃止法案を提出しています。制度としての不備もさることながら線引きへの抵抗は計り知れないものがあり、さらにはわかりにくさもあって到底賛成できるものではありません。
しかし、現実老人保健も行き詰っており、なんらかの制度改正が必要だったことは事実です。

私は地方議会の一員として、ここまで来て廃止撤回とは言えないとプレス民主でも報告させていただいています。
国が大胆な制度改正を敷くとき、綾瀬市だけは独自でやるとはけして言えません。補助金もなくなる中、独自でやりますというほうが、市民に対しても無責任です。あくまでも法定受託事務(地方の条例で決めて、自分たちの意思で導入しているという意味。国とは対等であるという分権改革の一旦)とはいえ、無視するなんてことは出来っこありません。
私も国会議員なら直接市民の生活に責任があるわけでもなく、制度の批判もできます(いえいえ国民への責任がありましたね)。
でも、今広域でやるというのであれば、国保もすべて広域でやって年齢の線引きをなくし、膨大になる医療費に対してメスを入れるような啓発に力を入れるなど、地方でのやり方を考えていけるのではないかと思います。財源も頂ければ、地方でもう少し柔軟に考えることができるのではないでしょうか。

一番大事なことは、高齢者が安心して医療機関にかかることができるようにすることなのです。