4月解散説がでましたね。

こんにちは。久しぶりに書き込みしております。
9月議会が終わり、決算に関しては市の総合計画にもないインターチェンジ設置事業を進めることは、市民の合意がなされていないと反対をいたしました。しかし、インター設置自体は県事業であることと市の方針としては概ね賛成であるという見解で事業自体は進んでいきます。今年は県の環境アセスメントが予定されており、綾瀬市も20年度から総合計画の見直しでインターチェンジ設置を位置付けていくといいます。
きちんとした手順で市民の同意がなされればそれは民意であると判断できるでしょう。ですが、平成13年に地域活性化インターチェンジ制度ができ、それならばと飛びついて事業化しようとしている経緯をみていても、こんなやり方が正しいとはいえません。
市民の納得いく説明がなされてこそ、議員の賛同がなされるべきでしょう。
よく、佐竹さんは結局事業自体には賛成なの?反対なの?と聞かれるのですが、これまでの賛成派の夢のような開発物語と、反対派公共開発の無駄や環境破壊を同じテーブルできちんと評価できるように議論がされておりません。インターができてからの周辺道路整備の計画もまだできていません。市長はインターができたら周辺道路も県に要望しやすいという旨のことをいわれますが、それが本当にできるかどうか、市民に納得いく説明がされないともろ手をあげて賛成はできないと思っています。反対のための反対ではなく、不十分であるという指摘の上での反対です。そこまで議会が責任を持って議論していかないと潤沢ではない財政においては周辺道路整備が後から付いてくるとは思えないのです。綾瀬市は並塚笹山線の都市計画道路開発もあります。便利に豊かに暮らすことへの要求は計り知れないですね。

ところで、昨日民主党鳩山氏の発言で4月解散説がありました。
給油問題で民主党の対案が参議院に提出されるということでした。
この問題が議論されるようになって、いろんなことを考えるのですが、地方の一議員としては結論を出す必要はないと思いながら、日本人の立ち位置がとても重要なんだろうと思うのです。資源のない日本はエネルギーをはじめとして食糧などあらゆるものを輸入に頼っています。そのためにも諸外国との友好的(有利的)な外交が必要です。そのためにはテロ対策の一環として参加しなければならないし、現憲法下でできることを模索しなければならないでしょう。でも、本当に右向け右で一斉大国に追随することが国益につながるのでしょうか。
今、日本は格差が問題になり、地方では保護から外れ餓死する人さえ出ています。その一方で、食糧廃棄が多く、使い捨てが当たり前になりエネルギーのない生活ができなくなっています。
貧しくなれと言うつもりはないですが、心の豊かさとは何かもう一度考えることのできる政策が必要ではないかと思うのです。

これから50年後の日本がどのようになっていくべきか国民一人一人がしっかりと考え、物質的豊かさだけではなく真の心のゆとりのある暮らしができるように教育、福祉に重点をおく政治ができることを望んでいます。

そして地方にできることは、自分たちのまちを市民にとってどう利便性を追求していくかと、公共事業の品質をどう評価し保っていくかです。そういうことを考えているとあっという間に半月たってしまいました。

4月が解散と言われますが、自民党もそして民主党も国民の納得するこの国の進むべき道を示していただきたいと思います。