静岡県のひとり一改革の事例発表を聞きにいきました

satakeyuri2007-03-24

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昨日23日(金)子どもたちは終業式ですが、お迎え(息子の怪我以降登下校は保護者同伴をしているのです)は夫に任せ静岡県のひとり一改革運動の表彰及び事例発表式に出席してきました。これは私が在籍する明治大学大学院公共政策研究科教授の北大路先生が静岡県行政改革に携わっておられて、是非参考になるのでと案内されたものでした。
よく市議会と県政とは規模が違うと言われますが、私は自治体の規模が違うだけで資質は同等であるべきだと思います。
今回の表彰式では受賞した11部署の事例発表を約3分でプレゼンテーションした後、グランプリ等が選考されました。
職員のプレゼン能力はコメンテーター先生も言われていましたが企業にも負けない程で、事例に関しては企業の参考になると講評されていました。
グランプリは企画部高度情報総室の「情報システムの最適化でネットワークとシステムを思い切ってかえる」でした。情報システムは大型コンピューターや通信網が重複して存在し、開発業者のみに保守を依頼しているなど非効率な状況だったものを、外部評価をとりいれながら複雑化したシステムを最適な状態に整備したことにより、年間1億6千万の削減ができたそうです。最終的には年間4億円のコスト削減につながるそうです。
業務ごとにシステムを整備してきたやり方を変え全庁的に情報インフラを連携させ最適化を実現されたことを評価されていました。
綾瀬市のような小さな市でも参考になるのではないでしょうか。

この時期の視察は忙しいのではとご心配を頂きましたが、議員としては4月29日まで任期があります。
選挙前で慌しい時期だからこそ、きちんと政策を学ぶ必要があると思います。