9月議会がはじまりました

皆様大変長い間ご心配をおかけしました。
ようやく9月1日息子が神奈川リハビリセンター病院に転院し、学校復帰をめざしてリハビリ中心の生活をおくることができるまでに回復しました。北里大学病院では、親が側にいて刺激を与える事が何より脳神経の再生にいいというのでずっと付き添っていました。この2ヶ月息子はめざましい回復を見せ、昨日は一人で車椅子を動かせるようになっていました。いよいよ私も仕事復帰です。

さて、9月議会が4日より始まりました。今回は17年度決算がメインです。
様々な案件があるなか、国の法律が変わったために市の条例改正をしなければならないものもあります。
障害者自立支援法受益者負担の方針は一律一割であり、もみの木園の保育料増額が条例改正されます。

私は増え続ける社会福祉費をできるだけ安心して続けていけるように、負担が増えるのは理解できます。
だからといって個別事例を考えるとこの国の政府は弱者をいじめて血も涙もないと思うこともあります。

私も身内に精神疾患による重度障害者がいます。長年入っていた病院が経営難を理由に転院を迫ってきました。おばにとっては数十年住み慣れた病院を50歳を超えて転院しなければならないことは本当につらいことです。家族も相当悩みました。しかし政府の方針なので病院もつらいと納得し転院先を決めました。

これまで安心して暮らしてこれたのが、国がお金がないからみんなで我慢しましょうというのです。

私はこれまでの政府の失策の責任はあると思います。少子高齢化が進む事はもうずっと前からわかっていたはずです。政策の成果が出てこない政府の責任は大きいでしょう。

でも障がいのある方たちの生活は続いていて足踏みをしていて身内にとっては支援を受けられなくなるほうが問題です。

今回の条例改正の採決は議会最終日の26日です。まだこれから議論が始まりますが、この条例を通すのは身を切られる思いがします。