母として

交通事故にあってから2週間集中治療室で生死をさまよっていた息子が、19日の午後ようやく集中治療室を出ることができました。これから小児病棟で少しずつリハビリを行っていきます。毎日午後3時から7時の面会時間に、息子が一日も早く意識を取り戻すように様々な刺激を与え、入浴介助や身の回りの世話を行っています。息子は脳幹の損傷の為、今は体を動かす事も、しゃべる事も見ることも何もできません。事故前の息子の様子を考えると、あまりにもかわいそうで耐え難い悲しみに押しつぶされそうになります。
 ですが今は命をとりとめています。必死に今を生きる息子をしっかり見つめ、彼のペースにあわせて支えていこうと思っています。
今息子は私にとってまるで生まれたばかりの赤ちゃんのようです。赤ちゃんの頃を思い出すと、親として子どもの全てを受け入れていました。泣くことさえ成長のように思え、理由のない自信に満ち溢れていました。その感覚を思い出し、今は息子のわずかな回復を喜びゆったり見守っていける自信が出てきたようです。
もうしばらくは母として、息子の看病に専念させてください。
私たち家族の成長を見守ってくださり、この事故にあってからも必死に支えてくださる皆様に心から感謝いたします。

息子の応援ブログを立ち上げています。そちらで詳しく報告しています。
少しでも同じ状況で苦しんでいる方の支えになればと思います。

らくたろう応援ブログ  http://myhome.cururu.jp/satakerakutarou