衆議院が解散します

皆さまご無沙汰しています。

8月は2日〜4日、6日〜7日まで大学院の夏期集中ゼミで御茶ノ水の明大に朝から晩まで缶詰でして、8日9日と子どもたちの夏期学校の引率で箱根に行っておりました。

ゼミは2科目で、「コミュニティと住民の合意合意形成」では開発援助を手がける講師の説明後、院生同士で国際的な手法のワークショップを実施し合意形成の手順を学びました。丸3日一つのテーマのワークショップです。開発援助では数十億のプロジェクトなので更に日数がかかるそうです。今回地域の福祉問題を考えるテーマで3日かかりましたが、まだ足りない部分もあり合意を形成する事はとても大変でした。
地方自治論研究」では首長、議員、公務員、企業人、インターンと共に、地方自治問題の先進的取り組み事例のついて議論をし、現在国が政策的に進める市町村合併の是非についてや、地方自治法について議論しました。
今の自治体の問題は参加者が相応に承知しているのですが、なかなか思うように進まないのが、国会の駆け引きのようなものです。利害調整というのが一番難しいですね。

ところで、夏期学校に参加中ラジオを聞いてましたら、郵政関連法案が反対多数で否決されました。

 私は今回の法案(骨抜き改正案なのでどうもいえませんが)は通し方に問題があると思い
ます。国民には、内閣の一人相撲のように写ったのではないでしょういか。国民にわからないような法律は改めて審議すべきです。

構造改革は本当に真剣に考えなければならないものなのですから。

今回政府与党が政治の空白があってはならない何回も発言されていました。
本来は政策議論をすべきが政局にふりまわされ、ここ数日は、自民党の醜態を目の当たりにしたようです。官僚は思い通り動かず、経済界は民営化しろというし、政治は地元への体裁が大事という三つ巴で非常に難しい関係でしょう。それこそ自民党の長期政権の弊害であると思います。

案外空白が必要なのかもしれませんよ。ここらで政権交代もありうるのではないでしょうか。

私は18日まで法事がありどうしても長崎にいかなければなりません。

19日の議会全員協議会の後、私も選挙選のお手伝いにはいります。