大変な一日…

昨日は朝から民主党神奈川県連の役員会が行われその後常任幹事会でした。本村副幹事長が所用で欠席されたので私が司会を務めました。
その席で13区総支部代表の橘代議士が発言。自らの理念で消費税増税には反対したが、そのことにより県連に迷惑をかけたとお詫びをし、離党はしない考えを表明しました。そして党本部の処分を待つということです。場内から質問等もありましたがそこは一議員としての判断なので発言を遮り会議を終えました。

そして午後の小沢派による衆参50名の離党届の提出です。

今後その届の処理について党本部で判断されることになりますが、野田総理と輿石幹事長に一任ということなので今日にでも処分が決定されることでしょう。

午後からは神奈川フォーラムの会合と18:30からは駐横浜大韓民国総領事館にて民主党神奈川県連招請懇談会が行われました。

総勢30余名での交流会で民団の商工会会長や婦人部会長など様々な方も参加していました。私も県連役員として出席しました。
冒頭総領事 李壽尊氏が挨拶され、最も近い同じ民主主義の国として交流をしていくという共生と協力の21世紀の望ましい韓日関係を作っていくというお話をされました。

そして東海大学の教授 金慶珠先生(TVタックル等に出演される美人教授。整形という噂は真っ赤なウソといわれてました(^。^))による『メディアと韓日関係』というテーマで講演がありました。

歯に衣着せぬ発言はテレビと同じで興味深い話をされてました。
韓国の文化関連について韓国は高等な国家戦略としてメディアへの資本投入していると記事は書かれているけれど、あくまでもそうではなく民間の努力である。日本のクールジャパンと同じで国民は冷めているということ。韓国が日本に進出する背景に文化コンテンツの市場が守られていて、きちんと版権が守られている。K−popの9割は日本であり消費マーケットが大きいからだということでした。アリーナに数万人集めてのコンサートなんて韓国も中国も東南アジア地域ではないそうです。

また、メディアの歪曲について、国民はメディアを知りたいことを知るためのツールとしているのではなく、聞きたいことを聞くためである。韓国、中国を一緒のような報道をしたりするがそうではないということ。

韓国経済では貿易額が2011.12.5に一兆ドルを突破したということだが、同時に対日赤字が過去最高である。サムスンノキアを超えたといっても日本からの調達が必要でお互い依存している。しかし、メディアは韓国の成長を利用して日本のものづくりの危機感をあおる報道をしているなど、様々な視点からお話しをされました。

そしてこれからの韓日関係において日韓共同チャンネルが有効であるということです。それはドイツとフランスが行ってきたようにお互いの国益を尊重し友好を深めるためには協議をして情報を流すという仕組みだそうです。

そのためにはまず政府がしっかりしなくてはなりません…。
韓国の国会では物事はダイナミズムに動くらしく、今度国会議員一年生は年金支給対象外になったとか。政治が早く動くのはうらやましい。
しかし、英語教育を国策で進めるばかりにフランス語ドイツ語など他の言語教育が消えているそうです。
面白い隣人です。

その後李総領事館の奥様の手料理で懇親会でした。
韓国版のマッコリの飲み方を体験してきました。