議員厚生会視察

昨日平塚市にある神奈川県立花菜ガーデンを視察してきました。
県の農業試験場跡地をPFI方式で民間資本とノウハウを生かした経営をしている農業公園です。広さが横浜スタジアムの3つ分だそうです。
県立とはいえ、指定管理者が運営しているので見せ方や事業展開がうまいと思いました。季節の花や珍しい庭園を配置し、農業体験もできます。パンフレットにも企業広告を入れ負担軽減もされていました。落札金額が20年の長期契約で65億円だそうです。実に面白い施設だと思いました。
花菜ガーデンから歩いて3分のところに平塚市のひらつか花アグリという施設があり、農業を中心としたもので隣接した民間の市民農園を利用する人たちのために農機具を貸し出したり、トイレや会合ができるような平屋の建物です。
農家の方が自費で市民農園を整備し、そこに行政が建物を建て市民農園をやる人たちの交流など様々な利用ができるようにしています。
農業を通じたまちおこしにはこうした手法があるのかと感心させられました。
綾瀬でも農振地域の後継者問題や活用を考えていかなければならない時に、農業をレジャーのように楽しめる施設を検討してもいいのかもしれません。手ぶらでやってきて自分の畑で土と戯れ、収穫もできる。斬新な取り組みだとおもいます。