民主党の原点

民主党の代表選挙が行われています。その一方で民主党の消費税増税に関してご批判をいただきました。

佐竹ゆりの井戸端会議をご覧ください。

http://6552.teacup.com/satakeyuri/bbs

つくづく思うのですが、国防の問題も大事ですが、本当に私たちの生活に直結する重要な問題は消費税増税の事なのかもしれません。


民主党が元来増税の根拠で説明してきたのが社会保障と税の一体改革として、増税によって創設される最低保障年金と、少子化対策です。
これは日本国に生まれて命を閉じるまでを安心して生活できる社会を目指すことで、不正受給を指摘される生活保護対案としても重要だと考えられます。

生産世代を過ぎた方々が安心して生活できるように社会全体で支援するための増税を考えることは必要だったはずです。なのに、日本もある意味格差社会となってくると生活保護はだまして支給してもらっているような問題ばかりがクローズアップされて本来の意義から外れがちであります。

ばらまきと批判がありますが、所得に応じて支給を議論すればいいのではないでしょうか。国会議員は身近な選挙ばかりを気にして良いことしか言わない。元来議員は議論を逃げるわけにはいけないと思うのです。
地方議員は国会で議論できないのだから、国会議員は国民が納得できるように更なる説明の努力が必要だと思います。

ところで、大部分の福祉政策は地方自治体で行っています。そんな折り神奈川県が財政難で県営施設を閉鎖したいような動きもあります。
そのような収縮予算の地方自治体で何が必要かは明確に訴えていかなればならないと思っています。
つまり、何ができるかと同時に何を見直すかが必要です。
正直政党がどうだとかいうより、その地方にとって議員がどう動くが重要になっていくでしょう。

地方と国政の違いは2元代表制の地方と議員内閣制の国会です。
わかりやすく言うと地方はそれぞれ市長、議員も市民に選ばれたのだから対等の発言の権利があって、議会で切磋琢磨し市民にとっていい政策を作り上げることが重要なのだと思います。